テクニカル指標の弱点 [投資全般]


移動平均乖離率やボリンジャーバンド、ストキャスティックス、MACDなど、実に様々なテクニカル指標が考案されています。


非常にたくさんのテクニカル指標が存在するという事は、裏を返せば、決定的なテクニカル指標が存在しない事を示しています。これさえあれば、誰でも的確な売買ポイントがわかる、というようなものが無いんですね。


これって、ダイエット法と似ていますね。楽で確実にダイエットできる方法が存在しないから、次から次へと新しいダイエット法が登場するわけです。


それと同様に、テクニカル指標にも決定的なものが無いのです。


個々のテクニカル指標は、相場の動きを特定の視点から見た状況を表しています。ある切り口で切った断面とでも言えばよいでしょうか。


相場の1断面が見やすくなる副作用として、逆に見え難くなる断面もあるのです。つまり、テクニカル指標はローソク足と比べて、相場の全体像が見えなくなる弱点があるわけです。


テクニカル指標を見るだけでは情報の1部が失われてしまう事を、覚えておいた方がよいでしょう。


 


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